「電話が多い…」、「通話料が高い…」不動産業の方必見

不動産屋さんにとっての固定電話の悩みを解決する方法

不動産屋を開業をするにあたって「固定電話」の設置は必須になっています。宅建業者として免許を申請する際に固定電話番号を取得済みであること、また固定電話機が置かれている写真の提出が必要となっています。

また、公益財団法人不動産流通推進センターの2015 不動産業統計集」 によれば、不動産業の平均従業員数は3.3人となっていることから、多くの不動産屋は少人数で営んでいることが分かります。町でよく見かけるいわゆる「町の不動産屋さん」のイメージですね。不動産屋にとって物件の内覧はつきものですので、そのような小規模の不動産屋さんは頻繁に事務所を留守にするケースが発生することになります。

そのため、小規模の不動産屋では「固定電話機+ボイスワープ(転送電話)」という組み合わせで固定電話を運用しているところは多いのではないでしょうか。事務所を留守にしていても固定電話にかかってきた電話が携帯などに転送されるので、外出先でも電話に応対することができます。ボイスワープは不動産屋の事情に合った大変便利なサービスです。

1.不動産業にとっての固定電話の課題

しかし、そんなボイスワープにも「通話料が高くなる」、「ON/OFFの設定が面倒」などの課題もあり、不動産業にとって固定電話の課題というのは様々なものがあります。

1)ボイスワープで着信すると転送料金が発生するので、毎月の料金が高なってしまう

まずなんといってもボイスワープを利用していると毎月の通話コストが高くなってしまいます。

転送料金は固定電話から携帯電話宛ての通話料と同じ料金となるため、キャリアによって多少の差異はありますが、大よそ17円/1分前後の料金が発生します。ボイスワープでの着信が1日に10回あり、1回あたりの平均通話時間が3分だったとすると、1日510円((17円×3分)×10回)の通話料が発生し、1か月(20営業日)で換算するとボイスワープの転送費用だけで10,200円もかかる計算になります。

当然これに加えて電話を発信した時の通話料も加算されますので、ボイスワープを利用しているとどうしても通話料が高くなってしまいます。

<NTT・西日本>1分あたり <NTT・東日本>1分あたり
通話先 料金(税抜) 通話先 料金(税抜)
NTTドコモ 17円 NTTドコモ 16円
au 18円 KDDI 17.5円
ソフトバンク 20円 ソフトバンク 17.5円
ワイモバイル 17円 旧ソフトバンクモバイル 16円

(参考:NTT西日本NTT東日本

2)電話の頻度が高く通話料が高くなってしまう

また、不動産屋さんは電話の多さも相当なものがあります。お客さんの物件の問い合わせから始まり、内覧日時や契約までの確認やり取りだけでなく、外出中のスタッフ間との連絡やり取り、管理会社やオーナーさんとも物件問い合わせや内覧可否の確認、契約~入居までの確認やり取り等、また入居後のお客様からの電話対応などなど・・・。

お客さん、入居者、仲介業者、管理会社、オーナー、業者などなど多方面と電話でやり取りをする必要がありますが、ほとんどがメールではなく電話で行われることからも、不動産業がいかに電話が多い業種かということが分かります。当然、電話する機会が多いということは通話料も必然的に高くなってしまいます。

3)外出の度にボイスワープの設定が面倒ください

内覧などで外出頻度が高いと、その都度ボイスワープのON/OFFの設定が手間となるため、常にボイスワープをONにしているという方も多くいます。そのため、事務所にいるときも転送電話を携帯でとってしまって無駄に通話料金が発生してしまうなんてことも・・・。

4)折り返し電話が携帯番号からだと、お客様に電話に出てもらえない

ボイスワープを利用していても、電話中や移動中や作業中などでどうしても電話に出られないケースが発生します。その場合は携帯電話からお客様へ折り返し電話をすることになりますが、当然お客様の着信画面には見覚えのない090番号が表示され。そこでお客様が電話に出てくれれば問題ありませんが、電話帳に無い番号でしかも「知らない携帯番号からの着信」となると出てくれない人も多いのが現実なので、なかなか電話での連絡やり取りがスムーズにいかない自体が発生します。

2ボイスワープの課題を解決!?不動産屋に最適の固定電話サービスとは

それは㈱グラントンが提供している「03plus」というサービスです。

専用のアプリをインストールだけで、自分のスマホで「03」や「06」といった固定電話番号で通話ができるようになるので、着信時の転送料金は一切発生しません。また、ボイスワープと異なり転送元の回線契約や工事も必要ないので、通話料だけでなく固定電話にかかる月々の基本料などもを全体的に下げることができます。

事務所でも外出先でもどこでも事務所宛の電話にでるという転送電話と同じような使い方ができるだけでなく、通話料や基本料を大幅に下げ、固定電話番号から発信することもできるとあって、転送電話サービスの課題・デメリットを解消することができます。

勿論固定電話との併用も可能です。実は「03plus」以外にもスマホで固定電話番号サービスが使えるサービスは存在しますが、「固定電話機」とスマホアプリを併用できるのはこの「03plus」だけなのです。

03plusや他のスマホアプリで固定電話が利用きるサービスの詳細や比較について、以下のページで紹介していますので是非参考にしてみてください。

スマホで発着信ができる「最新型」の固定電話番号取得サービスの比較

また、こちらの記事では03plusについてより詳しく紹介しています。

固定電話番号を取得する方法とは?月額980円&最短10分開通

 

不動産屋さんにとってボイスワープに関するデメリットはいろいろあると分かっていても、それでも業務上「仕方ない」、「ほかに方法が無い」と半ば諦めている方も多いと思います。

しかしこれらの課題を解決する、不動産屋さんにとって最適な固定電話サービスが実は存在します。

[メリット]

・外出先でも固定電話番号で発信・着信ができる

・転送料はかからないので通話料も抑えられ、基本料も大よそ1,000円以下とリーズナブル

・折り返し電話も固定電話番号から発信できるので相手に安心感を与えられる

・転送元の回線申し込みや回線工事が不要なため、「安く・素早く」固定電話番号の取得・運用が可能

・スマホにアプリをインストールするだけだから、スタッフや番号数を増やす際も工事不要で費用を抑えられる

・1台だけでなく複数の端末で着信に応答できるので、誰かしらが電話に出ることが可能になる

・固定電話番号の取得のほか、固定電話番号ポータビリティ(ナンバーポータビリティ)にも対応しています。

小規模な不動産屋さんにとっての固定電話の悩みを解決する便利なサービスですが、いくつかデメリットもあります。

[デメリット]

 ・インターネット回線を利用するため、外出先の通信環境によっては通話品質に影響を及ぼすことがある

 ・一部発信できない番号がある(110,119など)

 ・携帯電話とほぼ同じくらいの通話料がかかる ※オプションで10分かけ放題(月額1,000円)の利用が可能

 ・一部対応していない端末の機種がある

 ・アプリなので利用端末の機種やOSバージョンによっては不安定になる可能性がある

 

このように、固定電話番号専用のスマホアプリを使用した通話となり、どうしてもインターネット環境や利用端末との相性によって通話品質に影響がある場合がありますので、申し込み前にWebサイトで注意点について確認しておくことをお勧めします。

また、03plusは最大1か月間無料となるプランもあるので、まずは一回試しに利用してみて支障が無ければ本申し込みに移行することが可能なためリスクなく固定電話の導入をすることができます。