個人事業主に最適な「引っ越しても番号が変わらない」固定電話サービス

開業時に取得した電話番号はいずれ変わってしまう!?

個人事業主に最適な「引っ越しても番号が変わらない」固定電話サービス

1. 引っ越すと電話番号が変わってしまう理由とデメリット

都心部でオフィスを引っ越しをする際、同じ区内や市内など近場へ引っ越しても電話番号が変わってしまうことがよくあります。さらには「今と同じ3丁目内で引っ越したのに..」、「通りを一本挟んだビルに引っ越したのに..」と、かなり近場へ引っ越したにも関わらず番号が変わってしまうことも..。

例えば「東京千代田区飯田橋4丁目」の場合、同じ4丁目内のオフィスに引っ越しても番号が変わってしまうケースがありますが、これはNTTの「収容局毎の管轄エリア」が関係しています。

(1)なぜ電話番号が変わってしまうのか?

NTTの収容局というのは簡単に言えば、その地域の電話回線や光ファイバーが収容されている基地局のようなところで、電話回線は一旦ここに集められてから基幹ネットワークに接続されています。また電話番号もこの収容局毎に割り振りが決まっています。

収容局毎に「どのエリアまでカバーするか」について、これは住所に依存していません。NTTが「ここからここまで」と定めた地域が収容局毎の管轄エリアとなっているのです。

ちなみに東京(03)エリアを管轄している収容局は全部で102もあります。23区内に102の収容局もあるわけですから、単純計算で一つの区に平均で4-5の収容局が存在していることになります。かなり多い数ですね。

先ほどの「東京千代田区飯田橋4丁目」は、2つの収容局(「九段別棟」と「牛込」)の管轄エリアが混在しているため、同じ4丁目内で引越しても管轄の収容局が変われば電話番号が変わってしまう、というわけです。

(2)電話番号が変わってしまうと手間やコストがかる

Webサイトなどに番号を掲載している場合は当然修正の手間がかかります。掲載ページが1ページだけなら大した労力はかかりませんが、掲載ページが複数のページや媒体に跨っている場合は手間がかかります。

また、厄介なのは普段電話でのやり取りが多い取引先の担当者への個別案内です。メールや電話で個別に案内しなければいけないような取引先が多ければ多いほど、手間がかかって面倒ですよね。

また、しばらく連絡をとってない相手だと案内漏れをしてしまうこともあり、のちのちそれが機会損失につながってしまうなんていうというリスクもあります。

独立開業したての方や個人事業主の方だとまずはバーチャルオフィスやレンタルオフィスで登記をし、そこで電話番号も取得される方も多いと思いますが、いずれ事業を拡大して事務所を借りた際に番号が変わらない方がうれしいですよね。

では番号が変わらないためにはどうすればよいのでしょうか。

2.番号を変えずに引っ越しをするためには

(1)NTT収容局が同じエリア内で引越す

まずはこの方法です。 NTT契約者の方は「116」に電話をすれば現住所と引越し先住所で収容局が変わるか=番号が変わるかどうか、引っ越し前に把握することができます。

また、NTT以外の通信事業者と契約している方であればそれぞれの通信事業者に電話で確認することができます。

(2)「市外局番」の番号は諦めて「050」番号のIP電話を契約する

050番号には地域の概念が無いため、日本全国どこに引越しても、サービスを解約しない限りは同じ電話番号を継続利用することができます。

このように、従来の固定電話サービスだと同じ収容局エリア内に引っ越すか、050番号のIP電話を契約しない限り、引っ越しのタイミングで番号が変わってしまうことになります。

しかし、同じ収容局エリア内での引っ越しとなると、エリアがかなり制限されてしまうので自由度が低いです。特に人気エリアだとなかなか条件に合う物件の空きがでず、すんなりと引っ越しできない可能性もあります。

バーチャル/レンタルオフィスなどを利用している個人事業主であれば、そこの住所を基にNTTで取得した電話番号を使い続けるためにはそのバーチャル/レンタルオフィスと同じ収容局エリア内で引っ越しをし続けないと番号が変わってしまいます。

また、050番号のIP電話番号は手軽に取得でき運用もしやすいですが、法人の番号としては固定電話番号より信頼度が落ちます。個人事業主でも、取引先やお客様からの信頼度が重要になるような業種の方はなるべく避けた方がベターでしょう。

電話番号を変えずに引っ越しをするのはなかなか制約が多いことが分かりましたが、「050」のIP電話ではなく固定電話サービスで、収容局の管轄エリアに縛られずに引っ越しても番号が変わらないというサービスは無いのでしょうか?

実はあるんです。

3. 引っ越しても番号が変わらない新しいタイプの固定電話サービス

近年、新しい技術やサービスの発達により、従来とは異なる方法で「引っ越しても番号が変わらない」固定電話サービスが登場するようになり、現在「スマホで固定電話が使えるIP電話」や「クラウドPBX」など、複数のサービスが存在しています。

「クラウドPBX」についてはどちらかというと複数人で使う企業ユース向けのサービスのため、ここでは個人事業主に最適な「スマホで固定電話が使えるIP電話サービス」を紹介していきます。

その中でもグラントンが提供している「03plus」は付加サービスも充実しており、将来的な事業拡大を視野に入れている個人事業主の方に特にお勧めです。

(1)03plusの特徴

「03plus」は固定電話番号を最短10分で取得でき、スマホで固定電話番号が使えるサービスです。「03plus」アプリをインストールすれば自分のスマホ1台で携帯番号と固定電話番号の両方で発着信できるようになり、プライベート用と仕事用で番号の使い分けができるようになります。

また、050番号ではなく、東京(03)や大阪(06)といった市外局番から始まる番号が取得できるので、ビジネス用途でも問題なく利用できます。さらに電話機の購入や回線契約が不要なため初期コストも大幅に抑えられ、個人事業主の方に最適なサービスといえるでしょう。

信頼度の高い固定電話番号を月額980円という低コストで取得・運用できるのは大きな魅力です。そして「03plus」で取得した番号であれば同一以外局番エリア内でどこに引っ越しても番号が変わることはありません。

メリットの多いサービスですが、いくつかデメリットもありますので、双方を簡単にまとめてみます。

[メリット]

  • 月額980円で固定電話番号の取得・運用できる
  • 引っ越しても番号が変わらない ※同一市外局番エリア内に限る
  • 固定電話機不要でスマホだけで固定電話番号の発着信が可能
  • 転送電話とは仕組みが異なるので着信無料、折り返し電話も固定電話番号から発信できる
  • 固定電話機・FAXとの併用や複数人での利用など、拡張性がある

[デメリット]

  • インターネット回線を利用するIP電話のため、回線環境によっては通話品質に影響を及ぼす可能性がある
  • 通話料は携帯電話とほぼ同じとNTT光電話より高い ※10分かけ放題オプション(月額1,000円)の利用も可能
  • Android端末など一部対応外の機種がある
  • アプリ電話なので端末の機種やOSバージョンによっては動作が不安定になる場合がある

(2)「03plus」で取得した番号が引っ越しても変わらない理由

これは、ごく大雑把にいえば03plusサービスの収容局は市外局番エリア毎に1つだから」ということです。

NTTの場合、例えば東京(03)エリアであれば前述の通り収容局数は102もあります。一方で03plusは東京(03)のエリアの収容局は1つしかありません。

そのため 03plus」で取得した番号は、東京(03)エリア内であればどこに引っ越しても番号が変わりません。

先に例を挙げた「東京千代田区飯田橋4丁目」の場合、NTTでは同じ4丁目内でも2つの収容局エリア(九段別棟と牛込)を跨いでの引っ越しだと番号が変わってしまいましたね。しかし03plusであれば4丁目以外への引っ越しどころか千代田区以外への引っ越しでも変わりません。東京(03)エリア内でさえあれば、どこに引っ越しても番号は変わらないわけです。

東京(03)の市外局番エリアは東京23区全域と近隣の一部エリア(狛江市、調布市、三鷹市の各都市の一部エリアのみ)になりますので、NTTとは比較にならないほど引っ越し先の選択肢が増えます。

また東京(03)以外の地域も同様で、例えば大阪であれば「大阪(06)エリア内」であればどこに引っ越しても番号が変わらないというように、同一の市外局番エリア内での引っ越しであれば番号が変わりません。

ただ、「03plus」で取得した固定番号は他社回線に移行(番号ポータビリティ)ができませんので、引っ越しするしないに関わらず「03plus」の契約をやめて別の固定電話サービスを利用する場合は必然的に電話番号が変わってしまうので注意が必要です。また、当然のことながら市外局番エリア自体を跨いだ引っ越しの場合は必然的に市外局番が変わります。

とはいえNTTの「光電話」を含め、現状ではほとんどの固定電話番号サービスは他社への番号ポータビリティができません。この点はどのサービスを契約してもほぼ同じ条件なので、新規で番号取得を考えている方は気にしても仕方がありません。

ちなみに番号ポータビリティができる固定電話番号は、いわゆる「昔のアナログ電話サービス」で取得した番号のみとなり、NTTの「加入電話」などアナログ回線やISDN回線で取得した番号のみとなります。同じNTTでも「光電話」など光回線で発番された番号は移行ができません。

光電話と比べて月額料金も通話料も高くメリットが少ないアナログ電話は、個人事業主の選択肢にはほぼ入りません。よってどの固定電話サービスを契約してもやめたら番号が変わってしまうと考えて差し支えありません。

【まとめ】

  • 03plus」で取得した番号は、同一の市外局番エリア内であればどこに引っ越しても番号が変わらない
  • 03plus」で取得した番号は、他社回線へは移行できない

4. 既に利用中の電話番号でも番号を変えずに引っ越しする方法

前述のように「03plus」で新規に取得した電話番号であれば同一市内局番エリアで引っ越せば番号が変わらないと分かりました。

それだけにとどまらず、現在「03plus」以外の通信事業者で使っている電話番号でも、「03plus」に番号ポータビリティをすることで、番号を変えずに引っ越しすることが可能になります。

実は複数ある「スマホで固定電話が使えるIP電話」サービスの中でも、現在利用中の番号を持ち込むこと(番号ポータビリティ)ができるサービスは「03plus」だけなのです。

その手順と注意点をまとめてみます。

(1)現在利用中の番号を引っ越し前に「03plus」に番号ポータビリティで移行させる

前述のように、NTTアナログ回線またはISDN契約で取得した電話番号であれば他社回線への移行が可能です。この方法を利用し、引っ越し前に「03plus」へ番号を移行させます。

「03plus」へ番号を移行をする前に引っ越しをしてしまうと、その時点でその番号の利用ができなくなってしまいます。よって必ず引っ越し前に番号ポータビリティを完了させておく必要があります。

また、番号ポータビリティの申請から回線切替工事の実施までには、一般的に約2週間程度の時間を要しますので、余裕を持って番号ポータビリティの申請をする必要があります。

「03plus」への番号ポータビリティが済んだ後であれば、同一市外局番エリア内で番号を変えることなく引っ越しすることが可能になります。

(2)番号ポータビリティができる条件

上述のように「NTTアナログ回線またはISDN契約で取得した電話番号」であれば"基本的に"番号ポータビリティが可能です。

また、光電話で発番された番号は番号ポータビリティができませんが、現在光電話を利用中の番号でも元々は「NTTアナログ回線またはISDN契約で取得した電話番号」であれば"基本的に"番号ポータビリティができます。ソフトバンクやauなど他社回線で利用している番号でも同様です。

どちらのパターンも「基本的に」と書きましたが、最終的にその番号が番号ポータビリティができるかどうかはは契約者本人が現在利用中の通信事業者に確認しないと分かりません。よってこの方法で引っ越しを考えている方はまずはご利用中の電話会社に確認してみるとよいでしょう。

「03plus」を番号ポータビリティをして利用する場合、サービスの基本料金に加えて別途「番号ポータビリティ利用料」がかかります。番号ポータビリティ利用料や注意点については「03plus」の下記ページ内「番号移転(番号ポータビリティ)利用オプションン」にて確認できます。

http://03plus.net/price.html

【まとめ】

  • 現在利用中の番号を03plus」に番号ポータビリティをすることができれば、同一市外局番エリア内であればどこに引っ越しても番号が変わらない
  • 番号ポータビリティができるのは、元々NTTアナログ回線またはISDN契約で取得した電話番号のみ
  • 電話で発番した番号は番号ポータビリティができない
  • 現在利用中の番号が番号ポータビリティできるかどうかは、現在利用中の通信事業者に確認する必要がある